ウィーン王宮オーケストラのリヒテンシュタイン宮殿コンサート

2014年以来、ウィーン王宮オーケストラは、リヒテンシュタイン宮殿でクラシックコンサートを開催しています。とりわけ、毎年行われる大晦日コンサートとニューイヤーコンサートは、ウィーンの文化シーンにおける不動の地位を築いてきました。

リヒテンシュタイン宮殿は、ウィーン最古の夏の離宮のひとつです。2010年以来、リヒテンシュタイン・シティーパレス との混同を避けるべく、リヒテンシュタイン庭園宮殿と呼ばれています。

華やかなヘラクレス·ホールと広々としたバロック庭園を有するリヒテンシュタイン宮殿は、2012年より、イベント会場として用いられています。とりわけ結婚式や豪華な祝典に人気があります。

コンサートホール: ヘラクレス·ホール (Herkules Saal)

コンサート:  大晦日コンサート, ニューイヤーコンサート

バリアフリー, エアコン有り

ヘラクレス·ホール

大理石のヘラクレス·ホールは、リヒテンシュタイン宮殿の祝祭の間です。印象深い建築上の特徴は、
アンドレア・ポッツォ作「ヘラクレスのオリンポス入場」です。

Andrea Pozzo (アンドレア・ポッツォ)はローマバロックの巨匠で、この巨大な天井フレスコ画を、1704年から1708年にかけて驚異的に精力的に取組んで仕上げました。この作品は、バロックの色彩の新鮮さを保ったままポッツォの芸術を頂点において示しています。

ウィーン王宮オーケストラは、毎年この唯一無二の雰囲気の中、伝統的ニューイヤーコンサートと、前日には大晦日コンサートを演奏いたします。

留意事項

リヒテンシュタイン宮殿の歴史

リヒテンシュタイン宮殿の歴史は1658年、ヨハン・アダム・アンドレアス1世 リヒテンシュタイン公がアウエルスペルク家の葡萄畑を買い、更なる購買により拡大を進めた時期に始まりました。
この背景のもとに、リヒテンシュタイン宮殿は最終的には1690年、Domenico Egidio Rossi (ドメニコ·エジーディオ·ロッシ)の計画に基づいて建てられました。

本館の建築は1697年に開始され、すでに1704年に骨格は完成していましたが、複雑な内部は1709年までかかり仕上がりました。

それにはウィーンとイタリアの最上の芸術家が携わりました。
彫刻家 Giovanni Giuliani(ジョバンニ·ジュリアーニ)、スタッコ職人 Santino Bussi(サンチーノ·ブッシ)、画家 Marcantonio Franceschini(マルカントニオ·フランチェシーニ)、 Johann Michael Rottmayr(ヨハン·ミハエル·ロットマイル)、 Andrea Pozzo(アンドレア・ポッツォ)が名をなしました。

彼らは、イタリアアンティークの総合芸術としての、 パラッツォに比類する閉鎖された豪邸をローマ様式で作成しました。
しかし、諸々の部屋は、大きな空間に暖房を入れるのが事実上無理であったことから、夏にだけ代用に使われていました。

美術館

19世紀初、リヒテンシュタイン伯爵家の大規模な美術コレクションの大部分が庭園宮殿に運ばれて、1807年より初公開もされました。

第二次世界大戦は、リヒテンシュタイン宮殿にも大きな変化をもたらしました。公爵家は1938年、本籍をファドゥーツ へ移し、戦争が終る少し前に、美術コレクションを当地へ移転しました。

1957年以降宮殿は、主に美術館として利用されました。例えば2001年に新設されたミュージアムクォーター へと替わるまでは、ここには近代美術館(MUMOK)もありました。

2004年から2011年まで、宮殿内には、世界で最も大きく貴重な私有美術コレクションのひとつとしを有したリヒテンシュタイン美術館がありました。このコレクションは一部はまだギャラリー空間内にあります。

宮殿パーク

リヒテンシュタイン宮殿の広々としたパークは、今日現存するウィーン最古の封建城館庭園です。Giovanni Giuliani(ジョバンニ·ジュリアーニ)の計画にもとづいてクラシックバロック庭園として設計され、何世紀にも亘る数々の改造の後、最近やっと復元されました。

約5ヘクターの宮殿のパークは、日中は部分的には公開され、第9地区の緑のオアシスを形成しています。

宮殿は第何区にありますか。

リヒテンシュタイン宮殿は、ウィーン市の第9地区の、 Liechtensteinstraße(リヒテンシュタインシュトラーセ)とPorzellangasse (ポルツェランガッセ) との間の Fürstengasse 1(フュルステンガッセ 1)にあります。

数メートル南には、Lycée français de Vienne (フランスのカリキュラム中等学校)があります。西には、有名なシュトゥルードゥルホーフシュティーゲ (シュトゥルードゥルホーフの階段)、北には、フランツ·ヨーゼフ駅があります。

東に数百メートル離間すると、ドナウ運河沿いの Rossauer Lände(ロスアウアーレンデ)にあるサマーリラックスレストランSummer Stageに到着します。

美術コレクションは鑑賞できますか。

リヒテンシュタイン宮殿は、毎月フリー開館日を2、3日設けてご案内させていただいております。オーディオガイドの英語版の無料スマートフォンアプリがございます。

公式ガイドチケットはリヒテンシュタイン宮殿のホームページHomepage des Palais Liechtensteinよりお取り寄せくださいませ。

リヒテンシュタイン宮殿は誰の所有物ですか。

リヒテンシュタイン宮殿は、庭園宮殿、リヒテンシュタイン・シティーパレスともに、300年以上に亘り、リヒテンシュタイン侯爵家が所有しています。

宮殿は今日どのように用いられていますか。

リヒテンシュタイン宮殿は2012年初より、華やかなヘラクレス·ホールと広々としたバロック庭園とともにイベント会場として使われています。

結婚式、会議、ガラディナーの他、ウィーン王宮オーケストラの伝統的な大晦日/ニューイヤーコンサートもここで開催されます。

アクセス – リヒテンシュタイン宮殿へのアクセス手段

最寄りの地下鉄駅名はU4の 「Roßauer Lände」(ロースアウアーレンデ)です。当駅より500m程、ひっそりとしたServitenviertelをリヒテンシュタイン宮殿へ徒歩可。
あるいは、市電駅「Seegasse」(ゼーガッセ)より市電1または市電Dにて、宮殿入口まで約200mでもアクセス可。

お車をご利用の場合は、 Bauernfeldplatz, 1090 Wien (バウアーンフェルトプラッツ, 1090 ウィーン)に有料駐車場がございます。そこから、宮殿まで約100mでございます。

ウィーンのタクシーは、市内中のスタンドまたは電話番号からアクセス可能です。 +43 1 31 300; +43 1 60 160; +43 1 40 100.

ウィーン王宮オーケストラのリヒテンシュタイン宮殿におけるコンサート日程

リヒテンシュタイン宮殿で開催されるウィーン王宮オーケストラの全コンサートはこちらからご覧ください。

2021年12月

日付/時イベント
31.12.2021
20:30 - 22:00
大晦日コンサート
リヒテンシュタイン庭園宮殿 – ヘラクレス·ホール, Wien


2022年1月

日付/時イベント
01.01.2022
11:00 - 12:30
ニューイヤーコンサート
リヒテンシュタイン庭園宮殿 – ヘラクレス·ホール, Wien
01.01.2022
18:00 - 19:30
ニューイヤーコンサート
リヒテンシュタイン庭園宮殿 – ヘラクレス·ホール, Wien